
決算のときにやって来てしゃべり倒す
税理士事務所に勤めていたとき。
お客様との定期的な打ち合わせは担当である私がおこない、決算のときだけ代表税理士が同行するということもあったものでした。
そんな代表税理士は、しゃべり倒していたといえます。
「もっと、黒字にしたほうがいい。」
「あんな従業員じゃダメだ。」
「保険には入らないと一流の経営者ではない。」などと、お客様の話を聞くことなく独演会の様相だったものでした。
だからか「もう、センセイを連れてこなくていいよ。。。」と言われたこともあったといえます。
話を聞きたい
「税理士が偉そうにしゃべり倒す。」というのは、いくつかの税理士事務所での日常風景だったりしたものでした。
「上から目線だし、お客様の話を聞かないなぁ。」といったような。
だからといったこともあるのですが、
お客様と打ち合わせなどをする際には「会話をする。」ということを意識しているといえます。
「しゃべり倒す」というよりも、聞くことを重視しているといえるかもしれません。
なぜなら「税理士さんに相談したい。。。」と依頼をして貰っているなかで、しゃべり倒されたら迷惑だったりすると考えているからです。
ましてや「事業に関することを上から目線で言う。」といったことは禁句にしていたりもするといえます。
たしかに、税理士なので税金関係の知識や経験値はお客様よりも上でしょうが、お客様が営んでいる事業に関してはお客様の方が知識や経験値は圧倒的に上だからです。
にも関わらず、グチグチしゃべり倒しても仕方がないよなぁと。
なので「税理士とは聞き役である。」として、打ち合わせに臨んでいるものです。
税務以外の話も
税理士としてお客様と打ち合わせをしていると、
「税金関係外のことを聞かれる。」といった場面も少なくないといえるかもしれません。
「生成AIの使い方について。」
「労務関係について。」
「法律関係について。」などの会話にもなったりするといえます。
仕事とは関係のないプライベートな話にもなる場合もあったりするのです。
そんな「専門以外」の会話となることも嬉しかったりするといえます。
専門以外の細かなことであれば、他の専門家につなげることもあったりするものですが、
「何に悩み。どこに課題を抱えていて。プライベートでは何を考えているのか。」ということを知ることも楽しいものだと感じています。
「税の専門家だからしゃべり倒さなきゃ。」というのではなく、会話のサポート役に徹する。
そんなスタンスで税理士業を営んでいるといえるかもしれません。