数字の目標を決めて事業を営んでみよう

事業を営んでいく際には、目標数値を決めていくこともありだといえます。



経営数値を「見ない」は危険


事業を営んでいくうえでやってはいけないことのひとつが、

「じぶんの事業の数字をみない。」ということだといえます。

「今月の売上がいくらかもわからない。」

「利益が出ているかなんて全然わからない。」

「預金口座にいくら入っているかもわからない。」などということをやってはいないでしょうか。

「うまく事業が回っているから数字なんてみなくても。。。」と言いたくなる気持ち理解できなくはないといえます。

「税金の申告時期にだけ間に合わせていけば大丈夫でしょう。」と考えることもあるかもしえません。

ただ、そのようなことをしていると、

「売上代金が振り込まれていない。」

「取引先に期限内に支払いができていない。」

「お金が盗まれている。」といったことにも気が付かない事業になってしまっているといえるのです。


経営数値は毎月確認する


事業というのは、じぶんの意志でやめる以外では終わらせてはいけないものだといえます。

そのじぶんの意志で事業を終わらせていくためにも経営数値を確認していくべきなのです。

経営数値を確認していけば、

事業のポイントを確認していけるといえますし「伸ばしどころや避けるポイントを把握しやすくなる。」といえるからです。

なので、事業とは数字を確認しながら営んでいくものだといえます。

その数字を確認するタイミングは「毎月」としていくべきですし、預金口座などは最低でも1週間ペースで見ていくべきでしょう。

「入金がない。支払っていない。」ということは素早く確認して、督促をかけたほうがいいものですし、取引先に謝罪をおこなったほうがいいからです。

だからこそ、事業で使う銀行口座はインターネットバンキングの契約は必須だといえるでしょう。

専用のインターネットバンキングであれば料金はかからないものですし、たとえ料金がかかる場合だったとしてもインターネットで預金口座を見られるようにしておくべきです。


毎月見直していく数値目標を決めていこう


そんな数字を確認する際には、目標とする数字を掲げて比較していくのもありだといえます。

たとえば「年商で1億2千万円を目指そう。」という数値目標を立てて毎月比較をしていくのです。

グラフなどを使って比較をしながら「当初目標と比べての進捗はどうなっているのか。」ということが確認できれば、数字を知りたくもなったりするかもしれません。

また、目標数値を決めてみると進む道にも視界が広がっていくともいえるでしょう。

目標数値は「絶対に達成できなそうな数字」「わりとクリアできそうな数字」「前期比プラスα」など、どのような数字でもいいといえます。

なぜなら「現状を把握するために数字を見る。」ということを目的として、目標の数字があるからです。

「達成できそうか。無理めな数字だったか。」というケースだったとしても目標数値があることで現状を把握したくなったりもするものでしょう。

そのために目標数値を掲げて「いまの状態を確認したい気持ちをつくる。」ということをおこなってく機会としていくといいのです。

事業を営む際に「経営数値を追っていない。」ということは避けるべきだからです。