「Suicaにチャージして節税を。。。」とはならないので注意していきましょう。
どこでも支払えるSuica
「支払い方法は?。」と聞かれて、
「Suicaでお願いします。」とするだけで支払いができるSuicaでの電子マネー決済。
それこそ、Apple Watchなどを付けていると財布を取り出すわけでもなく、スマホを取り出すわけでもなく腕をかざすだけで決済ができる快適さ。
だからか、電車の乗車以外でもSuicaを使う機会は多いといえるかもしれません。
PayPayなどのQRコード決済よりもSuicaでの決済を行なうことが多いといえます。
クレジットカードのビックカメラSuicaカードとApple WatchのSuicaを紐づけて、
電車でのオートチャージやアプリでのチャージをおこない1.5%のポイントが付与されているといった使い方をしているものです。
チャージした日は経費にできない
そんなSuicaでの決済。
手間がひとつあるとすれば「チャージをしてからでないと使えない。」といったことだといえるかもしれません。
PayPayであれば、PayPay銀行を別途つくることでオートチャージとなったり、
PayPay(クレジット)カードをつくればそもそもチャージいらずなので、クレジットカードのように支払いができるのです。
ただ、Suicaは事前にチャージをしなければならず、オートチャージも駅の改札を通らなければできない手間があったりするといえるでしょう。
そんなSuicaへのチャージ。
「Suicaへチャージしたらそのチャージをした日にチャージ金額が経費になる。」と考えていたりもするものかもしれません。
「決算が近いからSuicaへチャージして節税を。。。」といったように。
とはいっても、Suicaへチャージしただけでは経費にならないのです。
使った日が経費
Suicaへチャージをしただけであれば、経費になることなく「Suicaへ仮払いした。」といった仮払金が登場するだけだといえます。
なので、Suicaへのチャージだけは節税にはならないといえるでしょう。
なぜなら「Suicaで経費になるものを支払った日。」が経費になる日だからです。
「チャージしただけでは経費にならずに、使ったことで経費になる。」といえるので、経費にする日付を間違えないほうがいいといえます。
「Suicaの明細を見せてもらえませんか。。。」ということを伝えてくる税務調査もあるので、チャージ日を経費にしているのはバレてしまうといえるかもしれません。
また、クレジットカードとSuicaを紐づけている場合に「カードの引き落とし日がSuicaの経費になる日。」ということではないことにも注意したほうがいいでしょう。
「使った日。」が経費になる日なので、
「実際にはまだ銀行口座からSuicaへのチャージ金額は引き落とされていない。」といったことを気にすることはないのです。