信用金庫の定期積金をやる必要は銀行融資対応においてあるのか

あると考えていいものです。



定期積金


信用金庫の担当者と接していると次のようなことを言われたりもするかもしれません。

「毎月1万円でもいいので、定期積金をやりませんか。。。」といったようなことを。

その際には「いやー、めんどくさいなぁ。」ともおもわれたりもするものでしょう。

「わざわざ、支店まで出向くのはなぁ。。。」と。

などというようなことを考えていると、その担当者はこうも言ってくるはずです。

「毎月、集金に来ますから、社長がわざわざ支店まで出向く必要はないですよ。」などといったように。

なので、定期積金には社長の手間がほとんどかからないと考えていいといえます。


業績の話をする


金利収入としては、ほとんど旨味がないといえる信用金庫の定期積金。

とはいっても「担当者に毎月会えるチャンス。」と考えてみてもいいといえるかもしれません。

「いやいや、毎月集金に来るけど1分くらいで帰ったよ。」

「集金に来るのは新人で、たいした会話にならないよ。」

「いまの担当者、嫌いなんだよね。」ということもあったりするとはいえます。。。

などということも「定期積金をやったのに。。。」のあるある話だといえますが、事業内容や業績を深く理解してもらえる機会だといえるのです。

「この新製品を見てよ。」

「今期の業績がこれから上向いていく。」

「従業員を増やしていく。」といったことを話すこともできる機会だといえます。

そして、毎月の集金の際に接していけば行くほど、担当者との絆もうまれて解像度が高くなっていくといえるのです。


定期積金はやっておいてもいい


なので、信用金庫の担当者に「定期積金をやってもらえませんか。。。」と言われたら、やっておくのもありだといえます。

金額としても「1万円からでいいので。。。」ということも少なくないといえます。

信用金庫とすれば、

「定期積金の集金にわざわざ担当者を行かせるのは赤字。」とも見えるものですが、その後の融資取引や預金取引、ビジネスマッチングにつなげたい意図もあるのです。

そして、担当者に深く事業内容を知ってもらうきっかけともなるものですし、信用金庫に対する解像度も上がっていく効果があるといえます。

だからこそ「融資取引を考えての定期積金」と考えてもいいかもしれません。