銀行員はホームページを見ている



決算書分析には慣れている銀行員


日々、決算書に触れ、融資実行に至るまで関係各所と折衝をしているといえる銀行員。

だからか「決算書を見るツボ。」を抑えている銀行員は少なくないといえます。

「BSやPLだけではなく、キャッシュ・フローも独自に生成する。」

「勘定科目内訳明細書をBSやPLよりも長時間見る。」

「法人税の別表とPLのつながりなどを確認していく。」といったことをしているといえるかもしれません。

それは「デスク上で、できることだから。」ともいえるものです。

なので「わざわざ、現場に出向かなくても得られる情報に詳しい。」ともいえるのが銀行員だといえます。


意外に事業内容を理解していない銀行員


決算書の分析に慣れているともいえる銀行員。

そんな銀行員も、

「あれっ、この会社ってどんな事業内容だったっけ。」

「この会社の強みってなんだ。。。」

「業界の特徴や動向は、どうなんだろう。」といったことを感じたりするといえます。

「これは決算書だけでは取れない情報だから、社長にきちんとヒアリングしなきゃだなぁ。」といったように。

だからか、社長に対して決算書と関係がないような基本的な質問をしてくるのです。

「事業内容としては、どのような強みがあるんでしたっけ。。。」と。

銀行員からのそのような質問は「コイツ、何もわかってないんだなぁ。。。」などと気分を害すのではなく、丁寧に説明をしていきましょう。

「創業の動機や現在の強み、事業の課題。」は、決算書に載っていない情報なので社長から聞くしかない内容だといえるからです。


銀行員はホームページを見ている


「意外に事業内容を銀行員は理解できていない。」といえるものです。

そんな銀行員も事業内容を理解するために、会社のホームページを見ていたりするといえます。

「事業内容は、どこかに書いていないかなぁ。。。」

「社長の経歴は載っていないかなぁ。」

「取扱商品や取引先が載っていないかなぁ。」といった視点で。

なので、ホームページには情報をある程度載せておいたほうがいいといえます。

特に銀行員がホームページ上で確認したいことが「事業内容」だったりもするものです。

事業内容というのは、社外には意外に伝わりにくいものなのです。

その情報を「ホームページで語る。」としていくと、銀行員の解像度も高くなるものですし、距離感も縮まっていくといえるでしょう。


まとめ


銀行融資申込みの際などにも、ホームページの存在をアピールしていくことも必要だといえます。