入金や支払いをコントロールすることが事業には必要



入金・支払い漏れ


事業を営む中でのトピックのひとつが、

「損益分岐点を超える売上をつくり、利益も計上する。」ということだともいえるでしょう。

売上が損益分岐点を超えなければ銀行融資や親族からお金を借りていったとしても、いずれ破綻してしまうのでマストだともいえるかもしれません。

などというような「売上」「利益」は目につきやすいので追っていくものかもしれません。

とはいっても、より注目したほうがいいことは「入金が契約通りあったか。」「支払いを契約通りにおこなっているか。」だといえます。

「タダ働きをしてしまった。。。」

「タダ働きをさせてしまった。。。」ということを繰り返していると、利益が出ていても資金繰りが悪化してしまい事業を続けていくことができなくなるからです。


末締め・翌月末払い


「売上」「利益」の損益だけではなく、

「入金」や「支払い」の資金繰りを管理していかなければ、事業の継続が危ぶまれるといえます。

そんな「入金」や「支払い」には、じぶんなりのルールを決めていったほうがいいといえるかもしれません。

たとえば「請求された日に都度。」としていると、

「あれは支払ったっけ。。。」

「二重払いしている。。。」ということがあるあるだったりもするので、月で締めたほうがいいといえます。

「月末で締めて、翌月末に支払う。」などとしていくといいものです。

月で締めることで「支払い漏れや二重払い。」のリスクや「請求漏れ」「入金漏れ」が避けられるからです。

支払いに関しては、

「その都度、インターネットバンキングで振込手続きをおこなうけど、振込日は月末にする。」などとしていると、漏れや二重払いを避けられたりするといえるかもしれません。


日々の入金の売上もつくる


「1日のなかで請求書や銀行口座を確認するクセをつける。」としていくと、入金漏れや支払い漏れなどを避けられるといえるものです。

わたしも経理をおこなう中で請求書や銀行口座を確認して、漏れや二重払いを注意しているともいえます。

そんな資金繰りとして、

「まとめて入金してもらう売上。」と「都度、入金してもらう売上。」をつくっていくものありだといえるかもしれません。

「税務顧問料は、月末入金」

「スポット相談は、都度入金」などとしていくといったように。

さらには「お客様ごとに締め日と入金日を変える。」といったこともありだといえます。

「月末入金だけ。。。」としていると、

スポット的に預金不足になり必要な投資ができなかったり、気持ちも落ち込む場合もあるので、都度入金の売上や締め日を変えることで資金繰りも精神的な安定も得られるといえるからです。