税務調査って何年ごとにくるのか決まりはあるのでしょうか。
税務調査が何年かごとにある、ということは決まっていない
税務調査というのは、とくに何年ごとに行われるのかといった明確な決まりはありません。
そして税務調査の周期というのは、事業の規模や業績、業種などによって異なってくるものです。
たとえば、大企業のような法人には、「毎年」税務調査が行われているというところがあります。
それとは反対に、小規模な法人だと、「何十年間」も税務調査が来ないというところもあります。
毎年のところもあれば、何十年も入らないところもある
大企業だと毎年税務調査が行われるということもありますが、中小企業になると「多くても」3年に一回程度の税務調査があるということになります。
3年に一度の理由としては、税務調査は通常、過去3年分を調べるということが通例になっているのからです。
また、創業して2、3年で廃業してしまう事業者も少なくはないので、事業開始から3年程度は経ってみないと、税務調査に値するかどうかもわからないという事情もあります。
日本の企業の80%ほどが年商1億円未満であるといわれています。
その80%に該当する規模の小さな法人や個人事業者などでは、3年に一度というよりは概ね7年から10年ペースで税務調査が行われているよう模様です。
税務調査に入る周期は明確には決まっていませんが、事業規模や業績がどの程度なのかで、毎年や10年ごとなどと変わってくるということになります。