税理士にスポット相談するのは全然あり



税理士業は税務顧問がメイン


税理士という事業のメイン売上は「税務顧問」というサブスクビジネスに近い形態のものだといえます。

「顧問料」などというかたちで毎月料金がかかり、

場合によっては「決算料」というかたちで顧問料に追加して料金がかかってくることがある料金形態だといえるものです。

この税務顧問というサブスクビジネスは、

売上の安定にもつながるので税理士業界は「士業」と呼ばれる中で市場規模が最も多いといえるのかもしれません。

そんな税務顧問は、人的な資源の制約で各税理士や税理士事務所によってキャパシティが決まってくるため、いつまでもガンガン受けるということは難しいものだといえます。

「税務顧問先をガンガン増やしていくなら、対応するのは税理士でもなく事業を営んだこともない無資格従業員」ともなったりするので、質の確保が難しいからだともいえるからです。


スポットで税金の相談


顧問税理士の方を見つけようとする際には、ある程度の料金がかかってくるものだといえます。

税金の申告書作成代行業以外に、相談に乗ってくれるなどの対応をしてもらいたければ、年間で60万円以上はかかるといえるものです。

だからか「税理士さんに相談してみたいけど、顧問を依頼すると利益が全部吹き飛んじゃう。。。」と考える方もいたりするものかもしれません。

などという際には、スポットで税金の相談に乗ってくれる税理士の方を探してみるといいでしょう。

「税理士 スポット。」などと検索してみると見つかったりするものですし、わたしもスポットでの税金の相談を受け付けているものです。


その後契約を結ばなくていい


税理士の方にスポットで相談する際には、無料の場合と有料の場合があったりするものかもしれません。

「初回30分無料」という税理士の方もいれば、

「1時間〇〇円」などという税理士の方もいたりするものです。

「どっちがいいのか。。。」といえば、フィーリングが合いそうな方がいるところでいいといえます。

無料でフィーリングが合いそうな方を見つけられれば、無料で対応しているところでもいいのです。

「無料だから、相談に対応してくれたひとが税理士ではなかった。」というパターンもあったりするかもしれませんが、それでも良い対応を受けられたりもするからです。

ただ、有料で相談に応じている場合には、

「その後の顧問契約を見込む。」といったバックエンドを見込んでいないといえます。

わたしも少なくない有料でのスポット税務相談の依頼を受けていましたが、

その際に「税務顧問契約を結んでください。。。」などと言ったことはないものです。

「時間内に最高クラスの対応をする。」と考えて、

スポット税務相談内で完結することを目指して対応しているといえます。

また、複数回スポット税務相談の依頼をされる方もいるものですが、そのような関わり方でも問題ないものですし、ありがたいとすら考えているといえるものです。

「ピンポイントでここだけ聞きたい。」といった場合には、スポットでの税務相談に対応してくれる税理士の方を探してみるといいといえます。