会合への参加はそれほど営業に役立たない

「会合に参加したほうが営業になる。」と考えなくていいものです。



同業というカテゴライズ


事業を営んでいると「同業者」といったカテゴライズもあったりするものかもしれません。

わたしであれば「税理士」や「行政書士」といったカテゴライズが同業者だともいえるのでしょう。

そんな「同業者の仲間」がいるのは心強かったりもするものかもしません。

「定期的に会って雑談する。」

「勉強会を開いて切磋琢磨」

「仕事を紹介しあう。」といったこともできたりするものでしょうから。

「経営者は孤独だ。」ということが、

緩和されていく効果も同業者といったカテゴライズにはあったりするといえるかもしれません。


同業者団体の会合


「同じ世界感を共有できる仲間。」ともいえる同業者といったカテゴライズ。

そんな同業者には「会合」といった集まりもあったりするものかもしれません。

税理士であれば、税務署の管轄ごとに「〇〇税理士会〇〇支部」といった会合があったりもするものです。

そして、定期的に会合が開かれているともいえます。

などという会合に出ると「息の合う仲間」にも出会えたりするといえるかもしれません。

そんな会合では「年齢や地域が近さからくるコミュニケーションを取りやすさ」といった息の合う感覚もあったりするものでしょう。

だからか、会合に出て同業者の仲間をつくるといったことも事業の営業にとっては、ひとつの選択肢になったりするものかもしれません。


ただの会合に出ても


「同業者団体の会合に出るべきかどうか。」といえば、気乗りしなければ出る必要もないといえます。

「会合に出たほうが事業の売上につながりやすい。」

「紹介を受けられるかも。」と考えたりするかもしれませんが、そのような効果はかけた労力ほど得られないものです。

「誰もが敬遠する採算の悪い仕事。」といったものだけが、紹介として回ってくるといったこともあったりするものです。

また「会合のトップになれば、いい仕事を貰える。」

とも考えるかもしれませんが、そこまでの時間を使うのであれば、じぶんの名前で仕事を取りに行く営業に力を入れていったほうが労力は少なくてすむといえます。

なぜなら、営業というのは「同業者がいないフィールドに立つ。」としたほうが効果は高いからです。

たとえば、税理士さんが溢れている会合だと、

「99.998対99.999の戦い」といった非常に矮小化された戦いを繰り広げなければならないとなってしまうといえます。

そして「そんな僅差の勝負」といった世界に身を置くと疲弊をしてしまいますし、営業の効率も悪いものです。

「0.001の相違」は誤差に過ぎず、お客様となりうるひとにとっては「どうでもいい実力差。」だともいえるでしょう。

それが「税理士がどこにもいないけど、税理士の潜在ニーズがある場所。」をフィールドにしてみると「じぶんひとりが100満点の実力。」といった抜きに出た存在になれるものです。

「腹のさぐりあいをするのが好き。」という場合には、

同業者の会合に行くものありですが「営業の一環。」というのであれば、同業者との会合にはそれほど効果はないといえます。