「事業にとっての必須資格。」というものでなければ、無理に資格を取る必要もないでしょう。
税理士業は資格がないとできない
事業を営んでいるなかで、
「資格を取ったほうがいいのかなぁ。」ということを考えたりもするかもしれません。
たとえば、税理士業を営みたいのであれば税理士試験に合格するという資格が必要だといえます。
「あのひとは税理士資格を持っていないけど、税金の申告を代理してるんだよね。」などと聞く機会があったりもするものですが、それは違法行為となってしまうものですから。
なので、税理士業などは「資格がないとできない。」といえるので資格取得が必須だといえます。
事業を営むうえで必要でない資格はいらない
などという資格業を狙っているというわけではなく、
「資格を取ったほうがいいのかなぁ。。。」ということを考えたりする場面もあったりするものかもしれません。
たとえば「経理に活かしたいから簿記を取ってみようかなぁ。」といったように。
たしかに、事業を営んでいると経理に触れる機会が増えるので日商簿記などの資格を勉強してみるのはありだといえるものです。
「帳簿や会計の成り立ち。」という理解が深まるともいえます。
また「資産形成を。」といった意図からファイナンシャルプランナーなどの資格に挑戦するのもありだとはいえるものです。
とはいっても「資格を取る。」とまでは考える必要はないでしょう。
経費にもならない
簿記やファイナンシャルプランナーの勉強をすることはどの事業にとってもプラスになるものだとはいえるかもしれません。
ただ「試験に受かる。」となるまで時間を使わなくていいものです。
それこそ「さらっとテキストを読んでみる。」「問題を解いてみる。」ということで十分だといえます。
なぜなら「その資格を取ることによって事業の売上が増えるわけではないから。」です。
たしかに、事業にとって必須な税理士資格のようなものであれば「その資格は取るべき。」だとはいえます。
とはいっても、事業にとって必須でなければ「資格を取る。」などと時間をかける必要もないものです。
ましてや「資格取得費用を経費に。」といっても、事業に関連性が低い資格であればそれは経費にならないといえます。
なので「売上が増えるわけでもなく、経費になるわけでもなく、時間を長時間使う。」ともなる資格取得は「事業を成功させるために必要なものだ。」とまでは考える必要はないものです。