サッカー観戦はビジネスにも活きるものです。
連動することでゴールが生まれる
事業を営んでいる中では、どんな業種でも「たったひとりで成り立つ。」といったことはないものでしょう。
ひとり仕事人として生きているわたしも、
「お客様や場合によっては他の専門家の方と協力して仕事をしていく。」といえるものです。
なので、連携がスムーズにいけば仕事の成果はエキサイティングになりますし、連携がうまくいかなければ余計なストレスを抱えていくといえます。
たとえば、仕事をしている時間が合わないひとであれば、連携を取るのは難しくもなったりするかもしれません。
そんな連携の妙味を視覚で確認できるのがサッカーだといえるでしょう。
「ゴールの決め手となったのは味方がボールを持った瞬間に動き出したから。」
「選手の距離感がいいからパスが回る。」
「ゴールを取られないのはプレスが効いているから。」
などというようなプレーを見るだけでも、
「連携したいと思える仲間がいるかどうかで仕事の完成度は変わってくる。」といったことを感じられるものです。
ひとを並べているだけではダメ
事業を営み始めたなかでの最大の懸念事項は「従業員をどのように採用してどう育てるか。」といったことかもしれません。
ただやみくもにひとを採用してもうまくいかないことが少なくないでしょう。
だからか「じぶんがもうひとりいれば。。。」というようなことをつぶやいてしまうのかもしれません。
サッカーでも「フォーメーションの通りに選手を並べたら試合がうまくいく。」とはならないものです。
相手チームのフォーメーションに合わせて、
じぶんのチームが優位性を保てるためのフォーメーションへ試合中に組み替えていく必要もあるものですし、相手チームの弱点を分析する必要もあるといえます。
また、監督と選手のビジョンが同じでなければ、戦術を試合中に実行するのは不可能だといえるものです。
なので、サッカーを観ていると「11人をただ揃えればいい。」というスポーツではないことに気がつくといえます。
それこそ、選手同士の相性があるものですし、戦術と選手にも相性はあったりするのです。
「監督が変わったら水を得た魚のように活躍し始めた。」というのは、サッカーの世界では日常茶飯事だといえます。
などというように「従業員を採用したらすべてが解消される。」というわけでないこともサッカーを観ていると学べたりもするものです。
最後は個の力
そして、華麗なプレーでゲームを決める選手というのは個の力が秀でているといえます。
「どんな状況でも縦パスを入れられる個の力。」
「周りを囲まれてもドリブル突破できる個の力。」
「一瞬のスピードでゴール前に現れる判断力。」といったように。
だからか「最終局面では個の力が重要になる。」といったことをサッカーを観ていると学べるものです。
「じぶんは経営者だから。」などと、社長室に閉じこもっていても個の力は発揮されていかないといえます。
組織というのは、たったひとりが踏ん反り返っていてもうまくいかないのです。
「ハードワークしない選手のせいで、ポケットが生まれ失点する。」といったことがサッカーを観ていると感じられるといえます。
それこそ、わたしがひとり仕事人を意識しているのも個の力を極限まで高めたいからだといえるかもしれません。
なので、個の力の重要性をサッカー観戦しながら学び、一流のサッカーばりの活躍をじぶん自身が行なっていく必要があると気がつくといえるのです。