無料の仕事は避けるが事業の鉄則

「無料で仕事を受ける。」

「料金をあらかじめ提示しない。」といったことは事業を営むうえで避けていきましょう。



仕事を無料で受けてはいけない


「無料で仕事を受ける。」というのは避けるべきだといえるでしょう。

無料の仕事であれば、売上にはなりませんしお金も入ってこないものです。

たしかに「次に繋がるはず。。。」といった思惑で無料の仕事を受けたくなる場合もあったりするものでしょう。

「このひとは顔が広いから。」と考えて。

とはいっても、無料の仕事が次に繋がることはまれだといえるものです。

本当に顔が広いひとであればお金を払ってくれるものですし、懐の広さを感じさせてくれるものです。

わたしも「ちょっと簡単な税金の相談を。。。」

と友人や知り合いなどから言われることがありますが、そのようなちょっとした相談もお金をもらうことを意識すべきだといえるでしょう。


無料を避けるために料金表を出す


「無料の仕事を受けてしまう。」ということはどうしてもあるものかもしれません。

とはいっても、一秒でもその無料の仕事に違和感を持つなら受けるべきではないしょう。

「ちょっとだけ我慢すれば。」というスタンスが、じぶんの心やお金を支払ってくれているお客様を裏切る行為にもなると考えていくべきだといえます。

だからこそ「無料で仕事を受ける。」といったことをなくすために「仕事の料金をオープンにしておく。」といったことが必要なのです。

スターバックスやマクドナルドの料金が「時価」と書かれていたら行くひとはいまよりも少なくなるでしょうし、

Amazonの価格が何クリックかしなければ見つけられなければ、わざわざ買うひとは少なくなるといえるものです。

なので「メニュー表と料金表を外に出す。」として、無料で受けそうになるじぶんを制していく必要があるといえます。

少なくとも料金表を公表すれば、

「その仕事ならHPに書いてある料金だよ。」と自信を持って伝えられるでしょう。

そんな「未来のじぶんが自信を持って伝えるため。」といった効果も料金をオープンにする際にはあるものです。


ただで貰ったら贈与


仕事をした際には、

「今回良くやってくれたから。。。」などと商品やお金を売上以外として受け取ることもあるものかもしれません。

そのような際には「売上にするのを忘れてはいけない。」ともいえます。

「がんばったから。」と料金表で提示してある金額に追加してお客様から多めにお金をもらった場合には「売上」や「雑収入」として計上するのを忘れてはいけないといえるのです。

「仕事をした結果として受け取ったもの。」として、その仕事に関連のある収入だといえるからです。

また「会社として受けた仕事だけど、個人的に追加料金をお金でもらった。」という場合にも売上などに計上しなければならないといえます。

「個人口座に振り込まれたものだから。」といっても、売上に付随するものとして経理をしないと税務調査で指摘されてしまうものです。

そして「お客様からモノを貰った。」という場合。

「300万円の車をもらった。」といった常識的に考えて高額なものであれば雑収入などに計上すべきだといえますが、お菓子などであればわざわざ雑収入にする必要もないでしょう。

お菓子などの少額なものであれば、わざわざ収入に計上しなくても税務調査で指摘されることもありませんし、食べてしまったらわからないといえるものですから。