確定申告書は申告期限内であれば何回でも差し替えできる

確定申告期限内であれば、

「最後に提出した確定申告書」が正式なものになるので、何回でも差し替えることができるといえます。



確定申告書は期限内に提出すべき


「確定申告書は申告期限内に提出しないとデメリットが生じる。」ものだといえます。

そんな確定申告書の申告期限は3/15(消費税の申告のみ3/31まで)となっているものです。

そして、この申告期限を過ぎて確定申告をすると「期限後」申告となってしまい、納めるべき税額に加えて「無申告加算税や延滞税」がかかる場合もあります。

また、2年連続で期限後申告をしてしまうと「青色申告が取り消しになる。」というデメリットもあったりするものです。

なので、確定申告は「何があっても期限内に申告する。」としないとペナルティにより不都合が生じるものだといえます。


確定申告書は期限内に申告された最後のものが確定したものになる


「確定申告書をつくって申告したけど間違えてしまった。。。」ということはあったりするものです。

もしかしたら、その際には「間違えたけど税務署にはバレないっしょ。」などと考えるものかもしれません。

とはいっても、誤った確定申告をすると税務署から連絡が来る場合もありますし、税務調査がやって来るということもあったりするものです。

なので「確定申告書を間違えた金額で申告してしまった。」という場合には、その申告を改めてもう一度行ったほうがいいといえます。

なぜなら、確定申告書は確定申告の期限内(通常は2/16から3/15まで)であれば、何度申告しても問題はないからです。

「最初のを間違えて、2回目のも失敗して、3回も提出した。」

という場合には「1回目と2回目の申告書は差し替えられて3回目の申告書が正式なもの」として取り扱われることになります。

だからこそ、確定申告の間違いに気がついた場合には「期限内であれば問題なく差し替えられる。」と考えて対応をしていくべきです。

ただ、確定申告書の期限が過ぎて再度申告した場合には「修正申告や更正の請求」となるので、間違えの差し替えは申告期限内しか使えない手だと考えていきましょう。


確定申告はe-Taxで電子申告しよう


「たとえ確定申告を間違えたとしても、再度申告し直すのは手間だよ。。。」ということを考えるものかもしれません。

たしかに、手書きで確定申告している場合には「書き直す」必要があるものですし、

e-Taxを使用している場合でも紙に印刷をして税務署に郵送している場合には、何度も申告し直すのはかなりの手間がかかるものだといえるでしょう。

なので、確定申告書はe-Taxとマイナンバーカードを使って電子申告をしたほうがいいのです。

インターネットで確定申告書が提出できる電子申告であれば、

「e-Taxで保存したデータを修正するだけなので、再提出にそれほど大きな手間がかからない。」といえます。

電子申告はiPhoneなどのスマホでもできるものですし、Amazonでマイナンバーカードを読み取れるカードリーダーを買うとPCでもできるものです。

そうすれば、確定申告を間違えた場合の再提出もそれほど手間なくできるといえるものです。