「なるべく安く」は事業を営むなら禁句にしたほうがいい思考だといえます。

事業を営んでいるならこだわりに抜く
事業を営んでいるひとなら「こだわり」といったものを強く持っているかもしれません。
「ネットで営業する」
「紹介を軸に営業する」
「外回りで営業する」などというように、営業方法ひとつを取ってもこだわりを持っておこなうことも少なくないでしょう。
そのようなこだわりを持っているにも関わらず、
「まあ、安いから。。。」などと価格だけで判断をすることが多かったりしないでしょうか。
「安くすます」
「タダですます」
「借りパクしてすます。」などと。。。
そんな「価格重視」といった思考は事業を営む際には禁句にしたほうがいいものです。
無料思考を避ける
「安く、無料で。。。」といった思考が染み付いてしまうと、本当に役立つものが見えなくなってしまったりもするものなのです。
たとえば「パソコンの性能は行き着くところまで行き着いたから、なるべく10万円以下の安いものを買う。」といった思考。
そんな安いパソコンは処理速度も遅ければ、キータッチも気持ち悪く、バッテリー持ちも悪く、
「パソコンを開くのをやめよ。。。」と効率化のために購入したはずなのに手間を増やしていくだけの無駄な投資だといえます。
また、ChatGPTなどの生成AI。
「無料で使えるじゃん。。。」ともいえるものですが、生成AIもいずれかのものにお金を支払ってみるといいものです。
すると「サクサク使えるし、最新のモデルはここまで成長しているのか。」ともなるので、生成AIが仕事にも人生にもパートナーとなりうる可能性を実感しやすくなるといえます。
わたしであれば「ChatGPTは常に課金」として、サブとして月によってClaudeやGeminiなどにお金を支払い研究するようにしているものです。
だからか、Googleで検索する機会は減ったものですし、ネットサーフィンにかける時間も減ったものです。
ひとり事業者だったとしても「これやっといて。」といえる従業員の方を手に入れたような感覚もあるといえます。
またNetflixなどにもお金を支払ってみると、エンタメの世界が広がるものです。
「もう映画館に行かないでこれでいいや。。。」とNetflixにお金を支払うことで、映画館に行く時間すらも効率化できるといえるかもしれません。
減価償却は多少意識する
事業を営むために使ったお金は経費にしておきたいものだといえます。
「支出をしたのに経費にするのを忘れていた。。。」ともなると、現金残高などの帳簿とお金の動きが完全一致しないといったことも生じるからです。
「領収書や領収書のデータは取っておく。」といった経費のルールを守るようにしたほうがいいといえます。
また、支出のタイミングと経費になるタイミングも「一致するかどうか」は考えていったほうがいいものです。
「支出したけど減価償却資産になるから、全額が経費化されるまでは数年かかる。」というのは、資金繰りの難しさが発生してしまうからです。
「30万円以上となると支出のタイミングと経費になるタイミングはズレる。」といった思考は持っておくべきだといえます。
とはいっても「本当は必要なものなんだけど、減価償却資産になってしまうからもう少し安いものにする。」ということは禁句にすべきだといえます。
「必要で、ちょっと欲しい。」というものが減価償却資産になってしまうからと諦めてしまっては、こだわり抜いた事業が営めないものだからです。
「なるべく安く」とった思考が事業における競争力を削いでいくものですし、高いものを買ったのであればそれで収益化することを考えていけばいいのです。