「返品した」「返品を受けた」という場合は経理をおこなっていきましょう。

「返品する」「返品を受ける」
「これを買って失敗した。。。」ということはあったりするものでしょう。
ネット通販であれば、
「写真とぜんぜん違うじゃん。」ということも少なくないかもしれません。
わたしも「MagSafe対応のスマホリング」を買っては、何度も失敗を繰り返し、返品対応期間であれば返品をしているものです。
「購入して1ヶ月位内に壊れた。」ということが少なくないので。。。
などというような「返品をする」「返品を受ける」を受けるといった行為。
経理もおこなわなければならないといえます。
返品をした場合
事業に必要だとして買ったもの。
それは「経費」になるといえるものです。
なので「経費」という節税になる行為だといえます。
そんな経費になったものを返品するといった場合には、ひとつの考えが思い浮かぶかもしれません。
「この返品はなかったことにして、返金されたお金を懐にいれておこう。。。」と。
ただ「返品をなかったこと。」にしてしまうと、
経費を過大に計上してしまう脱税にもなってしまうので、経理としても返品の手続きをおこなっておきましょう。
「消耗品費」というものに計上した場合には、返品した日付で消耗品費をマイナスにしておけばいいといえます。
「返品した日と返金された日が違う。」という場合には、
未収入金 / 消耗品費
とするか決算日を跨がなければ、
現預金 / 消耗品費
と返金された日に経理をおこなっていく必要があるのです。
返品を受けた場合
「売った商品の返品を受けた場合。」も経理の手続きをおこなっていきましょう。
この場合には「売上を減らす。」ということと「在庫を増やす。」という手続きをおこなう必要があるといえます。
売上を減らすのは「返品が決まった日。」だといえるので、
売上 / 未払金
として、返金の支払いをおこなった日に
未払金 / 現預金
としていきましょう。
「返品があった日に即返金した。」という場合には、
売上 / 現預金
などというイメージで会計ソフトに入力していくといいといえます。
また「返品を受けたということは商品在庫が増えた。」ということになるので、在庫管理で漏れがないようにしていきましょう。
「在庫が合わない。。。」というのは、返品を受けた際の在庫管理をおこなっていないからだともいえます。