「確定申告を速く終わらせる。」といったことは、事業を営む個人事業主にとって必要なスキルだといえます。
1月4日から国税庁のe-Taxを使う
「確定申告は2月16日から3月15日まで。。。」といったことを考えていたりするものでしょう。
そのような考えが「確定申告どうしよう。」などとヤキモキしながら過ごしてしまう要因になるともいえるものです。
「ヤキモキしないで確定申告を終わらせるためにはどうすればいいのか。」
といえば、インターネットでetaxと検索して1月4日に確定申告を行えばいいのです。
e-Taxを使うと2月16日まで待つことなく、1月4日から確定申告ができてしまうからです。
そのe-Taxの使い勝手は、税理士が使っている高額な税務ソフトよりも使いやすいといえる使用感。
なので、確定申告にヤキモキしないためにはe-Taxを使って1月4日に申告することにチャレンジしてみましょう。
毎年、1月4日になるとe-Taxが新年度バージョンにアップデートされるのです。
「アップデートされたら最速で。。。」といったことを目指してみてもいいでしょう。
たしかに、ETCカードの問題で1月4日に確定申告が終わせられない方もいるものでしょうが、少なくとも1月中に確定申告を終わらせていくスタンスは必要だといえます。
わたしも、e-Taxを使った消費税2割特例の確定申告の方法をYouTubeで解説した動画も作成しています。
データを年内に確定させる
確定申告を速く行なうためには、その申告の基になるデータを揃えばければなりません。
いわゆる経理を行なうということです。
この経理を行っていないと「確定申告どうしよう。。。」と考えてしまうものでしょう。
だからか、年明けから3月15日までヤキモキして過ごさなければならなくなるといえます。
なので「経理を毎朝行なう。」といった習慣を身につけるようにしましょう。
「税理士だから経理が得意なんでしょ。。。」といったことはあったりするものですが、事業を営んでいると経理をやらなくなる理由は理解できるものです。
とはいっても「領収書が溜まっていく。」というのは気持ちがいいものではないでしょう。
そして、領収書を溜めていくほど経理のやる気は削がれていき、領収書をなくしてしまい、経費にできたものまで経費にすることを忘れてしまう確定申告になってしまうのです。
おそらく個人事業主の経理であれば、毎朝の習慣にしていると「一回あたり5分もあればおわる。」といえるものです。
経理を溜めてしまうので会計ソフトの使い方を忘れてしまうといえますし、領収書の整理を行わなくなってしまい確定申告が遅れてしまうといえます。
専門家に依頼しない
「最悪、専門家に確定申告を依頼すればいいか。」といったことも考えたりするものでしょう。
たしかに、世の中には「税理士。」という確定申告書を代理作成してくれる専門家もいるものです(税理士以外に依頼するのは違法行為に)。
とはいっても、確定申告の多くは税理士に依頼しなくてもできるものです。
税理士であるわたしも、不動産の売買などにおける譲渡所得の確定申告を請け負うことはありますが、個人事業主の事業所得の確定申告は請け負わないとしています。
なぜなら、事業所得の確定申告はじぶんでやったほうがいいといえるからです。
日々経理を行ない事業の状態を確認しながら、e-Taxを使ってインターネットで確定申告を行なうのは個人事業主にとって必須のスキルだといえます。
なので「いざとなったら税理士に確定申告を依頼しよう。」という考えを持たなければ、確定申告を速くできるようになるといえます。