事業者が株式投資をするなら株価の動向はほったらかす

事業を営んでいるひとが株式投資をするなら「株価の動向はほったらかす。」としていくのがいいものです。



新NISAで株式投資はやりやすくなった


「新NISAをやらないのはもったいない。」などと聞いたことがあるかもしれません。

そんな「新NISA」は年間360万円(成長投資枠240万円とつみたて投資枠120万円)までの株式投資に対する売却益に税金がかからないという制度。

たとえば、株式を100万円で購入してその株価が200万円になると、

「売却益100万円に対して約20%の税金(所得税と住民税)がかかる。」というのが株式投資のルールなのです。

この「売却益100万円に対して約20%の税金がかからないから、税金分の20万円がお得になる。」というのが新NISAだといえます。

なので「売却損がある際には新NISAのメリットを受けられない。」ともいえるものですが、儲かった際には少なくないメリットがあるのが新NISAだといえるのです。


株式投資をするとニュースを追うになる


株式投資を行う際のメリットのひとつには「資産が増える。」というものがあったりもするでしょう。

たとえば、投資した株が毎年5%で株価が上がっていくと、

「約14年ちょっと持ち続ければ株価が倍になる。」ともいえるので、お金を寝かしておくなら株式投資を行ったほうが資産は増えるといえるものです。

(ちなみにお金が倍になる計算式は「72の法則」といい「72÷金利≒お金が2倍になる期間」と計算できる。)

また、株式投資を行うとニュースを調べるようにもなるといえるかもしれません。

投資をした企業のニュースやその業界のニュース、

「株価にかなりの影響を与える」と言われている毎月第1金曜日に発表されるアメリカの雇用統計を気にしたりもする効果があるといえます。

「ニュースなんてノイズ。」といった意見もあるかもしれませんが、株式投資を行うことで視野が広がるのは悪くはないといえるかもしれません。


仕事中は控えよう 


資産形成のひとつだともいえる株式投資。

いざ始めてみると「株価が気になる。。。」「気になりすぎる。。。」ということもあったりするかもしれません。

それこそ「株価に影響を与えるニュースはないか。。。」などと必要以上にニュースを追ってしまうこともあったりするでしょう。

たしかに「めちゃくちゃ株価が下がっている。。。」などと株価を見すぎてしまう気持ちは理解できるものです。

だからこそ「株価を気にしすぎない」というマインドを持ったほうがいいものです。

長期投資を目的としたオールカントリーなどの投資信託であれば、短期的な株価を見ても仕方がないといえます。

「20年後にどうなっているか。」といった視点で保有し続ければいいのです。

また、個別株に投資をしているのであれば「ランチのときと夕ご飯のとき。」といったように株価を確認するルールを決めていきましょう。

個別株であれば「この株価になったら手放す」といったことを決めてから投資を始めるのがいいともいえます。

「言ってもじぶんの事業ほどは株式投資は儲からない。」といったスタンスで、事業に影響を与えない範囲で株価の動向はほったらかしていくのがいいのです。