「本を多読する。」というスキルは事業を営むにあたっての必須スキルだといえるものです。
読書をしないという選択肢はない
「年間200冊以上は本を読む。」ということをわたしはじぶんに課しているといえます。
そして、読んだ本のほとんどを「ブクログ」というサイトに登録していたりするといえるかもしれません。
「なぜ、読書をするのか。」といえば「活字を身体が無性に欲するから。」だともいえます。
「ひとに話を聞くよりも素早く情報や体験を手に入れられる。」
「同じ時間をYouTubeに使うよりも多くの情報が仕入れられる。」
「事業や生きるうえでのヒントが得られる。」
ということを感じて、読書を日々の習慣にしているものです。
それこそ、20歳の頃からいまに至るまで「1週間に1冊も本を読んでいない。」ということがないといえるほど読書の習慣が身についているといえます。
多読は仕入れが速くなる
そんな読書をする際には「じっくりと1冊を読む。」というよりも「できる限り多くの本を読む。」というように多読を意識しているといえます。
たしかに、朗読会のような1冊を熟読することで多読では得られないものもあったりするといえるかもしれません。
とはいっても、多読こそが読書の醍醐味として実践しているものです。
なぜなら「1冊の本を熟読するだけですべての情報を手に入れるのは難しい。」と感じているから。
本というのは、その著者の方の経験や意図が大いに含まれているものです。
なので「ここは熱いけど、この部分は薄い。」というように、1冊の本のなかでもその内容に濃淡はあったりするといえます。
にも関わらず、1冊の本だけに固執していると「薄い部分」が強化されていかないともいえます。
だからこそ、多数の本を読むことによって総合的な深さを手に入れる必要があるのです。
多読は読書スピードを上げる
そして、多読をすると読書スピードもあがるものです。
その上がった読書スピードが「たったひとりの意見に洗脳されずにすむ。」ともいえるのです。
事業を営んでいると「経営者仲間や経営者の先輩。」といった方々と知り合う機会も少なくないでしょう。
そのなかには「アドバイスをしてくる。」というひとも少なくないかもしれません。
たしかに、先輩からのアドバイスが「事業強化の一環となった。」というものもあるかもしれません。
とはいっても、事業を営んでいるなら「たったひとりの意見に左右される。」ということは避けるべきだといえます。
たとえば「ひとをガンガン雇って拡大したほうがいい。」
「ひとを一切雇わずにスモールビジネスを。」というのは、どちらが正解ということはないものです。
であるなら、その両方の情報を深く持ったうえでの選択をするのが事業にとって必要な行為だといえるのです。
そんな情報のなかでも体系的な情報が収められているのが書籍だといえますし、多読することで視界が広がり、いまのじぶんの事業にとって必要な選択肢が見えてくるといえます。