税務調査の当日は、面談が終わったのち離席して外出していっていいといえます。

税務調査当日
「最後の審判を受けるみたいだ。。。」などと税務調査の当日を迎えた朝に感じることもあったりするかもしれません。
「根掘り葉掘り聞かれるだろうし。。。」
「何を話せばいいのかわからないし。。。」
「あのこともツッコまれるのかもしれない。。。」とも感じたりするものでしょう。
たしかに、税務調査当日は調査官の方から質問を受けたりもするものです。
「根掘り葉掘り。」とも感じる場面もあったりするといえるかもしれません。
とはいっても「午前中にちょろっと。」立ち会えば、外出するなり帰宅するのもありだったりするといえます。
初日の午前中は立ち会う
税務調査の流れとして、税務調査初日の午前中は、
「調査官と調査を受ける本人」の雑談といったものになることが多いといえます。
「まず、午前中は〇〇さんについて聞かせてください。」というように、調査官との面談がおこなわれていくのです。
「〇〇大学出身なんですね。わたしもなんですよ。」といったパーソナルな話や、
「なぜ、事業を始めようとされたんですか。」という事業に関わることから「Facebookを見て。。。」などという趣味に関わることなどを聞かれる場となるといえます。
そのような雑談とも感じられる面談の時間が、
「調査開始の10時から12時くらいまでおこなわれる。」というのが税務調査のひとつのパッケージになっているともいえるのです。
そのあとに「じゃあ、昼食を挟んでから資料を見せてもらいます。」といった流れで税務調査が進んでいくケースが少なくないといえます。
午後からは離席していい
税務調査初日の面談を終えると、ひと息付けたりもするものかもしれません。
「税務調査って言っても、和やかな雰囲気で進んでいったなぁ。」といったように。
そんな面談でも「調査官はポイントをついている。」とはいえるので、気を張ったほうがいいともいえますし、気を張っていたといえるかもしれません。
ただ、税務調査当日に税理士の方が立ち会っている場合には「お役御免」として、面談以降は税務調査の場から離席しても問題ないといえます。
「午後から打ち合わせがあるため外出します。」
「仕入れがあるから離席します。」などと伝えて税務調査の場から立ち去ってもいいのです。
場合によっては「社長は午後に予定があるため、あとはわたしが対応します。」などと、午前中の面談が終わった後に税理士の方から伝えることもあったりするといえます。
わたしが税務調査に立ち会う際には「すべて経験したい。」という方以外には、離席していい旨を伝えていたりしているものです。
そして「税務調査から離席した。」といっても、当日中に戻ってこなくてもいいといえます。
指摘事項などは税理士の方が聞いておくものですし、
税務調査というのは「その場で解決」というよりは宿題とすることが多いので、焦って当日に対応しなくていいからです。
調査官も「社長、戻ってこないですね。」などとキレ気味なることもないといえます。
なので「気が重い。。。」という場合でも、そうでないケースでも、
「面談以降に立ち会っている時間は、そこそこ無駄な時間ですから。。。」と税務調査当日の午後以降は離席することを促しているものです。